安全管理について

利用者の皆様へ

当社の索道事業に対して、日ごろのご利用とご理解、誠に有り難うございます。
当社は、安全第一を経営理念に掲げ、社員一人一人が索道輸送設備に対する安全確保の重要性を認識し、法令の遵守とともに安全輸送につとめております。
本報告書は、鉄道事業法に基づき、輸送の安全確保のための取り組みや安全の実態について、自ら振り返るとともに広くご理解いただくために公表するものです。皆様からの声を安全輸送に役立てたく、貴重なご意見を頂戴できれば幸いです。

小豆島総合開発(株)寒霞渓ロープウェイ 代表取締役 佐伯 直治

点検・救助訓練の様子

安全の基本理念

  1. 一致協力して輸送の安全確保に努めること。
  2. 輸送の安全に関する法令及び関連する規程をよく理解するとともにこれを遵守し、厳正、忠実に職務を遂行すること。
  3. 常に輸送の安全に関する状況を理解するよう努めること。
  4. 職務の実施に当たり、推測に頼らず確認の励行の努め、疑義のあるときはもっとも安全と思われる取扱いをすること。
  5. 事故・災害などが発生したときは、人命救助を最優先に行動し、すみやかに安全適切な処置をとること。
  6. 情報は漏れなく迅速、正確に伝え、透明性を確保すること。
  7. 常に問題意識を持ち、必要な変革に果敢に挑戦すること。

安全目標

令和4年度安全目標は以下の通りです。

人身事故ゼロ
  • 作業時の安全確保
  • ヒューマンエラーの防止
  • 日常点検の強化
  • 整理整頓
  • 異常気象時の適正対応
  • 感染防止対策・健康管理の徹底

事故発生状況

当社は、昭和38年4月開業以来59年間、無事故運転を継続中です。
今後も点検・整備をより強化し、お客様方に安心してご利用いただける施設を目指してまいります。

延べ運転時間
91,049時間
延べ輸送人員
23,727,551人
※令和5年3月末現在
  1. 人材教育および設備
    技術講習、職務講習の定期的実施
    地元消防署による救命講習の実施
    AEDの設置(山頂駅・山麓駅)
  2. 応急救助訓練
    毎年、4月と10月に警察署・消防署の協力の下、訓練を実施。
  3. 設備更新
    安全の維持・向上のため、計画的に設備の更新を実施。
    最近の設備更新状況および予定
平成13年 3月
支索,曵索交換
平成14年12月
救助員登はん装置設置
平成15年12月
平衡索交換
平成17年12月
シーケンサー更新
平成19年 1月
曵索、緊張索交換
平成20年 9月
非破壊検査
平成22年12月
平衡索およびアイドルホイール更新工事
平成24年10月
振動検査
平成25年12月
曳索交換
平成26年 3月
非破壊検査
平成26年 9月
振動検査
平成27年 7月
ゴンドラ及び走行部、懸垂部更新
平成27年 9月
振動検査
平成28年 6月
支柱3基塗装
平成29年 9月
乗降場転落防止装置設置
平成29年10月
振動検査
平成30年 1月
平衡索更新
平成30年10月
振動検査
令和 元年10月
振動検査
令和 元年12月
緊張索更新
令和 2年 4月
改札自動ゲート設置
令和 2年10月
振動検査
令和 3年 1月
えい索交換
令和 3年10月
振動検査
令和 4年10月
振動検査

当社の安全管理体制

過去報告書

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当社の安全への取り組みに対するご意見などございましたら下記までご連絡ください。

寒霞渓ロープウェイ(小豆島総合開発株式会社)
〒761-4411
香川県小豆郡小豆島町安田甲144-88
小豆島総合開発(株) 索道部
FAXFAX:0879-82-5341